現代を生き抜くための仕事術ハッキング

慶應義塾卒・マンツーマン型塾講師3年の経験から受験生と就活生・若手社員に役立つ情報発信を目的としています。

不安になってしまう受験生へ。メンタルケアも大事な能力の一つです。

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受験勉強は自分との戦いです。時には、頑張ったのに思うような成果が出ずに、自分に絶望したり、つい応援してくれている先生や家族に当たってしまうこともあるでしょう。

今日はそのような受験勉強生活でおちいるメンタルのケアについて書いていきます。

 

 

誰でも落ち込む時はある!

始めに言っておきたいことは、落ち込んだりイラついたりしてしまうのは自分だけじゃないよ!ということです。

順調に成績が伸びてるように見えるあいつだって、いつも穏やかで優しいあの人だって、いっつも絶好調という人はいません。誰しも体調の波があるように、精神面だってうまくいくときもあれば、そううまくいかないときもあります。

落ち込んでしまう自分に自己嫌悪して、さらに落ち込む・・・などということはする必要はありません。反省するべきところはしっかりして、あとは次に向かって切り替えるのみです!

 

「悔しい」は頑張っている証拠

僕が塾講師をしていた時、生徒さんで頑張ったのに模試でうまくいかなくて、涙を流した子がいました。「なんでこんなにやってるのにうまくいかないんだ」「もう自分には無理なんじゃないか。能力が足りないんじゃないか。」と。

僕はその時、模試の成績とは裏腹に、この子は絶対第一志望に受かると確信しました。塾講師として本当にたくさんの生徒さんを見てきました。模試の成績が悪くてもヘラヘラしたり、ごまかしたり、時には最後まで模試の結果を隠したりするような子もいました。そのような中で、自分の見せたくない部分、頑張ったのに成績が伸びず、まるで自分の努力が否定されているような模試の結果に、逃げることなく正面から向き合っていました。

そして、悔しいと涙まで流しています。そう思えることって、本当に自分のなかで頑張ってないとできないことであるし、志望校について譲れない思いがある証拠です。

皆さんも悔しい!と思えたら、それは自分が頑張っている証明なのです。

 

人に当たってしまうことも

思うようにいかない時は、ついイライラしてしまって、時に人にあたってしまうこともあるでしょう。家族や先生、友人、いつも応援してくれている人に本当は思ってないのに、ネガティブな言葉を投げつけてしまうこともあるでしょう。

 

でも大丈夫です。そこで「ああ、しまった。ひどいこと言っちゃたなあ」と思えていれば、あなたは十分、影で支えられていることに気付けているし、周囲だって受験は本人が一番つらいことぐらい分かってくれています

すぐその場で謝ることが難しい時は、受験が終わってから、たくさん感謝の気持ちを言ってあげてください。それで十分です。

 

合格は自分を信じきれるかどうか

精神的に落ち込んでいるときは、つい勉強から逃げたくなってしまいます。「まあ、志望校のランク一つ下げればいいや」とか舐めてる思考に陥りますが、これを実際にしてしている人は、ことごとくそのワンランク下げた志望校さえ落ちてますね。そんなに受験は甘くないです。目標を見失わずに、自分の計画を淡々とこなしていかないと、どんどん周囲と差が開きます。

模試が悪かったくらいで一喜一憂するより、できなかったところをできるようにするために復習してください。解けなかった問題が解けるようになれば、もう模試なんて用済みです。

 

最後に

僕はあまり精神論が好きな方ではありませんが、塾講師をやっていて思うのは、メンタルの面でもしっかり自分が有利に働くようにケアしたり、わざとポジティブシンキングできるように努力している子はやっぱり最後に成績が上がってきます。

自分自身の性格としっかり向き合って、逃げずに最後まで突き進んで下さい!