現代を生き抜くための仕事術ハッキング

慶應義塾卒・マンツーマン型塾講師3年の経験から受験生と就活生・若手社員に役立つ情報発信を目的としています。

第一志望受かったのに第二志望に進学した話

皆様、あけましておめでとうございます。

いよいよ新年になりましたね。就活生の方は本格的な就活モードへの準備段階、内定者の方は卒業論文と内定者課題の両輪、受験生の方はセンター試験にむけて最期の調整といったところでしょう。

新年一発目の記事はこれから大学受験をがんばろうと決意する高校生にむけての内容になります。

受験は言わずもがな第一志望合格にむけて頑張るわけですが、私の友人になんと第一志望に受けっておきながら別の大学に進学した人がいます。ちなみにこれは本人も言っていましたが、’わけあり’ではなく単純に志望校決めのミスであったのが原因です。

同じようなミスをしないためにも、この記事は是非読んでもらいたいです。

 

筑波大学ではなく慶應に??

私の友人は第一志望を国立の筑波大学に設定していました。理由は①国立なので学費が安いというものです。もちろん日本屈指のエリート大学ですので、就職活動や、学内での勉強、大学の雰囲気・カルチャーなどもきちんと調べて上での決定でした。

しかし彼は本当の意味で大学進学を真剣に想定してはいませんでした。

 

彼は無事に第一志望の筑波大学に合格し、両親に報告しました。次に入学費や年間の学費、そして下宿先(実家は東京です)を検討し始めましたが、ここであることに気づきました。下宿先の家賃を考えるとトータルの費用が私立大学とさほど変わらなかったのです

大学で多少の差はありますが、国立であれば年間学費が50万、私立はその2倍の100万が相場です。差は50万ですが、それを12で割ると約4万ですね。たしかに家賃の方が高くつきます。。。

こうしたことを親と考えた末、第一志望ではなく、第二志望の慶應大学に進学しました。

 

志望校適当に決めるとコスパ悪い件

まあ、当たり前といえば当たり前なんですが、ゴールを適当に定めてしまうと、本当に無駄な努力が増えます。だって、目標を基準に経路って決めるじゃないでsyか。

彼の例でいえば、初めから慶應を第一志望にしていれば(経済学部のBタイプ受験)、第二選択の社会科目と理科、数学を勉強しなくてよかったのです。まあ第二選択の社会科目と理科はセンター試験だけなのでそれほど負担がおおきかった訳ではないでしょうが、やはり数学を重いですよね。多分英語と世界史と同等の時間を割いていたと思います。私もそうでした。その勉強時間を英語や世界史に回せた、あるいは休息・リフレッシュに回せたと考えると、相当効率よく勉強できたのではないかと想像します。

例えば東大を目指していろいろな科目勉強したけど受かったのは第二志望で早慶に進学というのであれば、なんら問題はないのでしょうが、彼の場合は第一志望に受かっておきながらの判断ですからね。心中お察しします、、、本人も相当後悔してました。あの努力はなんだったんだと。

 

志望校決めは偏差値だけで決めるな!

同じようなミスをしないためには、受かった後の想定までして志望校を決めるということですね。

受験生は何かと偏差値であるとか、受験科目、受験日程などにフォーカスしがちですが、じゃあ実際めでたく合格を勝ち取った後、どうやって通学するのか、はたまた下宿するのか、通学時間はどのくらいかかるのか、それは許容できる範囲なのか、自分の受ける学科はキャンパスが途中で変わるのか、などなど。

偏差値表だけではなく、実際に自分がそこに通うんだ!という想定をしっかりして下さい。もちろん金銭的なところは両親と必ず相談してください。あなた一人で進展するような問題ではありません。

 

まとめ

さて、今回の内容はどうだったでしょうか。受験においてコスパばかりを追求するのはどうかとも思いますが、やはりいらない努力はなるべくしたくないものです。時間は有限なので。細かいことは受かってから考えるというのはお勧めしません。努力の配分を間違えて全部落ちましたみたいな結果になる可能性もありますし。

しっかり時間のあるときに、そして一人だけでなく、迷ったら信頼たる人に相談しましょう。ではでは