現代を生き抜くための仕事術ハッキング

慶應義塾卒・マンツーマン型塾講師3年の経験から受験生と就活生・若手社員に役立つ情報発信を目的としています。

就活生必見、OB訪問定番質問集〜効率的なOB訪問のための質問集

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以前OB訪問に関する記事を書きましたが、その内容はどのようなアプローチでOB訪問を実施すればいいのか、OB訪問の意義は何かという観点でした。

 

startingles.hatenablog.com

 今回は無事OB訪問のアポまで取り次げたとして、では実際にどのような質問をするべきなのかをまとめていきます。

 

 

まずは自分の意見を固めよう!

自己紹介はわかりやすく

いくら学生が社会人に質問をする機会といっても、出会ってすぐは必ずお互い自己紹介をします。その時たどたどしい自己紹介だと、せっかくのOBからマイナスの印象を一気にもたれてしまいます。企業によってまちまちですが、こちらからアポをとったOB訪問だとしても、本選考に響いたり、あるいは好印象を与えることで特別フローに乗れたりもしますので、できる準備は全てしておきましょう。

志望理由

自己紹介が終わった後、OBの方が初めは質問してきくることが多いです。

「どういう業界志望しているの?」とか「就活の軸は何?」とか。

別にOB訪問の段階で面接みたいにクリティカルに答える必要はありませんが、例えばまだ業界が絞れていなければいないなりに「実はまだ色々と業界を見て回っている段階でして、、、」など、しっかり今の自分の考えや状況を伝えましょう。

アドバイスを求められる側にとって一番やりにくいのが、変にわかったふりをしたり、自分のことを正直に話してくれないような人です。

 

自分のことを話し終えたら、早速聞き手へ!

ある程度お互いの紹介がおわったら、本番の質問タイムが始まります。

ここでせっかくの機会なのに、合同説明会と同じようなことを聞くのは実に勿体無いことです。自分が知りたいことを素直に聞きましょう

 

例えば面接が終わった後の逆質問では、給料や残業についてなかなかん聞けませんよね。

人事がいないOB訪問でしっかりこの辺りを聞きましょう。だって仕事に対するやりがいはもちろん大事ですけど、働く目的はお金を稼ぐことでしょ。

 

僕が実際聞いていたこと

その1〜入社してからのギャップ

就活しているとどんどん頭の中がキラキラ化していってしまいます。

ばりばり働いてトップになるぜ!とか資格バンバンとってMBA社費でいってやるぜ!とか。

ここで一度頭を冷やすためにも、OBの人に入社前と入社後のギャップについて聞きましょう。

例えば、社費のMBA制度は確かに名目上あるけど、あれはほぼ通らないよとかリアルな現実を言ってくれます。

 

その2〜同業他社との違い

これは本当に聞いておくべきです。

面接で必ず聞かれるのが、その業界の中でもなんでウチに興味もったの?という質問です。

正直学生の身分だと、同業他社との比較とかわかりません。たとえばコンサル業界。御社は〜のカバレッジが強くて〜とかインターネットで調べた知識で武装してみても、じゃあ君はうちが花型にしてるそのカバレッッジ以外のジョブにアサインされたらやる気出さないの?とかいじわるな返しされて終了です。

 

ですので、実際に中で働いている人から、同業他社との比較を聞いちゃうのが手っ取り早いし、説得力もあるのです。

 

その3〜選考フローについて

ネットの掲示板とか本当にあてにならないので、実際に内定とった先輩にフェイクじゃない情報をもらいましょう。

圧迫面接あるよ」とか心の準備ができてるだけでも、本番での対応度合いがまるっきり変わってきます。

 

まとめ

OB訪問は本当に貴重な経験です。実は一度社会人になってしまうと、自分と似た業界の人以外出会いが少なくなります。

本当の意味で色々な業界の人の話を、損得抜きでききにいける身分は羨ましい限りです。しかもご飯代タダで。

なので、もし身近に相談できるOBとかがいなければ、ぜひ就活斡旋企業を使い倒してやりましょう。学生側にデメリットなんてありません。