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慶應義塾卒・マンツーマン型塾講師3年の経験から受験生と就活生・若手社員に役立つ情報発信を目的としています。

【6年間実績公開】レアジョブ英会話TOEIC・IELTSスコア向上の実績を発表!

 

英会話

私は、㈱レアジョブが提供するオンライン英会話サービス「レアジョブ」を6年間にわたり利用し、合計1374回ものレッスンを受講しました。この期間において、どれだけ英語力が向上したか、そして具体的な成果を発表したいと思います。

 

レアジョブとは

レアジョブは、日本の㈱レアジョブが提供するオンライン英会話サービスです。私は毎日25分のコースを選び、1日に1回25分の英会話レッスンを受講していました。講師は主にフィリピン人で、彼らの英語の流暢さやアクセントに不満を感じたことはありませんでした。毎日25分のコースでは、1回あたりのレッスン料金は266円という破格の価格で、仕事やプライベートで英語を使う機会がない私にとって、手軽に英語に触れる機会を作る良い手段であると考え、受講を決意しました。

私の英語力の前提

レアジョブの受講を始める前の私の英語力は以下の通りです。

  • TOEIC:680点
  • 英検:2級
  • TOEFL:受験経験なし
  • IELTS:OA6.0

英語に特に力を入れて勉強したことはなく、一般的なレベルにあったと考えます。大学受験時にはDuo3.0と速読英単語の基礎編をほぼ暗記しており、単語レベルもそれなりでした。

レッスンの内容

レアジョブでは文法、発音、日常会話、ビジネス会話など、目的に合わせて様々なレッスンを受講することができます。私は全てのレッスンで「Daily News Article」という教材を使用し、記事を読んで先生とディスカッションする形式を選択しました。この教材は新聞の1見出し分程度の記事を取り上げ、その内容についてディスカッションするものでした。日常会話やFree Conversationも選択肢として考えましたが、日常会話の場合はロールプレイや即興性よりも覚える型が多く、フリートークの場合は内容が先生や自分次第であるため、ある程度基礎ができていないと会話が難しかったり、先生が主導することが多かったです。その点、「Daily News Article」は記事の音読から始まり、トピックに基づいたディスカッションが展開されるため、話題がなくなる心配や自分が話す機会が得られないといった課題が少なく、非常に充実した授業を受けられました。

レッスン時の変化

最初は先生とディスカッションするのに苦労しました。日本語でのディスカッションに慣れていなかったため、質問に答えるのに時間がかかりました。しかし、記事の内容は非常に多岐にわたり、スポーツ、ヘルスケア、社会問題、文化など日々飽きることなく続けられました。記事からは毎回5つの単語がピックアップされ、これが速読英単語やDuoのレベル以上の難易度で、復習の一環として非常に役立ちました。記事の後で実際の会話でもこれらの単語が使われるため、暗記だけでなく実践的な理解も得られました。

約1年間受講すると、自信を持って先生の質問に答えることができるようになりました。最初は自分の考えを伝えるよりも、自分が使える英語の範囲で最も近しいものを発言する程度でしたが、1年が経過する頃には100%ではなくとも自分の意見を伝えることができるようになっていました。また、日本語から英語への変換にかかる時間が短縮され、頭の中で英語脳で考えることができるようになりました。現在、1300回以上の受講を経て、ディスカッションをリードすることができるようになりました。以前は先生が質問に答えていく形でしたが、今では自ら積極的に意見を述べ、他の国の文化について尋ねたり、自分の意見についてディスカッションを展開することができます。

資格としての成果

TOEIC:905点(受講から2年目で達成、以降未受験)

TOEIC900点超えは非常に嬉しい成果でした。レアジョブ以外に特別な対策を取らずにこのスコアを達成できたのは、毎日のレッスンで1つの英語記事を読むことができたおかげだと感じています。特にTOEICは単語や長文のレベルが高いものの、時間管理が厳しいテストです。レアジョブでの毎日の読解練習がスピードを向上させた一因と考えられます。また、リスニングの向上も実感でき、試験当日には「全部聞こえる!理解できる!」という驚きを感じました。

英検:準1級(受講から3年目で達成)

TOEIC900点を達成した後、特に大きな対策を講じずに英検準1級も合格できました。ライティングに関しては直前にフォーマットを覚える程度でしたが、ディスカッションの経験があったため、自分の意見を述べることに苦労せずに対応できました。また、二次試験の面接も、レアジョブのおかげで非常に余裕を持って臨むことができました。試験官が外国人だったにも関わらず、緊張せずに自然体で対話できたのは、日々のレッスンが大いに役立ったからです。

TOEFL:95点(6年目)

英検を終えた後、次なる目標としてTOEFLのスコア向上を掲げましたが、100点越えは果たせませんでした。レアジョブのみでは単語のレベルやリスニングの難易度に対応するのが難しく、追加の勉強が必要であると感じました。スピーキングに関しては、通常はジャパンの準備で23点が十分だと言われていますが、私は特に対策をせずに21~22点を取ることができました。これはレアジョブのおかげだと感じています。

IELTS:OA7.5(6年目)

IELTSのOAスコアはTOEFLよりも出しやすい印象でした。特にスピーキングにおいて、ディスカッションの経験が役立ちました。準ジャパの場合、スピーキングで7.0を取ることができればOAスコアは高得点が期待できるため、オンライン英会話を継続することをお勧めします。

まとめ

オンライン英会話レッスンを続けるだけで、著しい英語力の向上を実感しました。これは資格の取得だけでなく、日常の英語使用においても非常に有益でした。日本にいて英語に触れる機会が少ない方にとって、毎日たった30分でも英語を使う環境を作ることが、英語力向上の不可欠な要素であると考えます。フィリピンの先生は非常に親しみやすく、アニメや日本文化が好きな先生も多いため、レッスンを楽しく受けることができます。

これらの経験を通じて、オンライン英会話が英語力向上において非常に効果的であることを確信しています。今後も継続してレッスンを受講し、さらなるスキルの向上を目指していきます。