現代を生き抜くための仕事術ハッキング

慶應義塾卒・マンツーマン型塾講師3年の経験から受験生と就活生・若手社員に役立つ情報発信を目的としています。

大学生は就職活動が始まる前にマネーリテラシーの勉強をしよう!

さて、今日の記事の主張はズバリ大学生は就職活動が始まる前に、企業分析とかの準備ではなく、まずはマネーリテラシーの勉強をするべきだよ!ということです。

なぜ必要なの?というと、マネーリテラシーの勉強を通して、自分のお金に関する人生設計を描くことで、自然とどのような業界・働き方を選択すべきか判明してくるからです。この記事では、なぜマネーリテラシーの勉強が必要か、どうやって勉強していくべきかを書いていきますので、興味のある部分だけでも読んでみてください。

 

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マネーリテラシーとは

マネーリテラシーって何も複雑で難しいことではなくて、要するにお金に関する事柄全般と捉えて良いでしょう。

例えば、お金ではなくて、ITリテラシーていう言葉がありますよね。ITリテラシーといったときは、何もプログラミングといった専門性の高い知識だけではなく、インターネットの使い方や、情報社会との上手な付き合い方といったニュアンスも含まれますよね。

マネーリテラシーも同じで、金融工学や経済の勉強だけでなく、将来の人生設計、例えば今後起こるであろう結婚やマイホーム購入といったライフイベントなどに、どのくらいお金がかかるのかを考えてみたり、そのお金を貯めるにはどのようなペースで貯金をしていかなければいけないのか、ということを考えるというのも、大切なマネーリテラシーの勉強になります。

 

さて、冒頭でお話ししたマネーリテラシーの勉強は就活前にするべき!という主張です。これ、単刀直入にいうと、あなたはどれくらお金が欲しいですか?ということを考えておこう!ていうことなんです。

どういうことかというと、将来していきたい生活にはどのくらいのお金が必要で、あなたはどれほどお金に重点を置くかを知ることで、就活のときに業界や職種選びの参考材料になるよ、ということです。

都心で暮らしたいか田舎でのんびり暮らしたいか、マイホームが欲しいか、結婚したいのか、子供が欲しいか、、、など自分の人生設計によって、どのタイミングでどのくらいのお金がなければいけないのか、把握をしておくが大事なのです。

例えば、子供一人育てるのに一般には1,500から2,000万円必要と言われています。自分が将来何人の子供が欲しいのか、といった計画によって必要な資金がかなり変わってきますよね。

贅沢な暮らしや、都会的な暮らしをずっとしていきたいのであれば、必然的に給与水準の高い会社を目指すことが合理的となりますし、贅沢な暮らしはいいから自由な時間が欲しいということであれば、給与水準でなく残業時間や福利厚生を軸に企業を選定していくことが望ましいですよね。

こういった風に、自分の価値観を理解した上で就職活動に臨むと、企業選びがスムーズにできるんです。何もやりがいだけで仕事を選ばなくてもいいんです。だって社会人生活は40年近くあるんですから。

 

マネーリテラシーの勉強方法は大きく3つ!

これまで、いかにマネーリテラシーの勉強が大切なのかについて記載してきましたが、ではどのように大学生が勉強していけばいいのでしょうか。

すぐに行動に移せる方法は大きく分けて3つあると考えています。

それは、本を読むこと・人に聞くこと・講習をうけることです。

では、それぞれについてみていきましょう。

 

マネーリテラシーの勉強でオススメの本はこれ!

まずは本を読むことが基本です。私が読んできた本の中で、誰でもわかりやすく・かつ実践的なマネーリテラシーを学べる本は「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」です。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方新版 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫) [ 橘玲 ]

価格:715円
(2020/1/4 19:14時点)
感想(2件)

 

この本は、どのように自分の資産を構築していくかをわかりやすく解き明かしてくれています基本的には「収入を上げて、支出を抑えて、そして余剰資金を資産運用に回すことがお金持ちへの近道」というのが大事なコンセプトです。この著作を通して、上記のコンセプトの理解を深めた上で自分のお金に関する将来設計を考えることをオススメします。

 

身近な人に聞くと現実感があってためになる!

さて、マイホーム購入、結婚、子供といったライフイベントについて、具体的にどのくらいの費用がかかって、そして自分が何歳くらいにそれらを行っていきないのか、ぱっと想像できますか?

人によってはなかなか20歳前半のうちにこれらのイメージをすることが難しいと感じると思います。そんな時は、身近な人に実際にインタビューしちゃいましょう。一番でいえば両親に聞くといいと思います。なぜなら、自分の育った環境が自分の生活水準の基準となっていることが多いからです。つまり両親のライフプラン、何歳のときにどのくらいのお金を貯めておくべきで、それらをどのように達成してきたのか、またはなぜ達成できなかったのか(例えば突然入院が必要な病を患った等)を聞くと、そのPDCAも踏まえ、自分ならこうかなっていう想像がつきやすくなると思います。

 

マネーリテラシーについて講習を聞いてみよう!

日本ではなぜか、学生にお金に関する知識を勉強する機会がなかなか与えられないですよね。なのでいざ社会人突入!となっても、あれ?貯金ってどうしていけばいいんだっけ?とか、資産運用って何?って状態に陥りやすいのです

そこで、個人的にはプロフェッショナルの方に直接講習をうけるくらいの行動をとることをオススメします。なかでもオススメは日本ファイナンシャルアカデミーの「お金の講座」ですね。この講座は資産運用にしぼって、どのように自分のお金を運用に回していけばいいかを教えてくれます。具体的には株やFX、不動産なんですが、資産を増やすっていうと、節約をがんばったりする姿を想像しがちなんですが、運用も資産構築で重要な要素ですので、勉強せねばなりません。

 

こういったセミナー系はなかには怪しい情報商材系も紛れ込んでいて、帰りに胡散臭い金融商品を勧められる危険性もあるんですが、ここは金融機関と連携せずに完全に独立した民間機関で、しかもNHK首都圏ネットワークにも紹介された機関ですので、安心して受講できます。

www.news2u.net

まずは無料体験講座もあるので、それだけでも受けて、自分に必要なレベルかどうかを判断するのもいいと思います。

 

まとめ。学生のうちにマネーリテラシーを勉強して将来を有利にしよう!

今日はお金に関する知識がいかに大事で、それらをどう勉強していくかを書いていきました。少し勉強するだけでも、その後の将来を左右することになりかねませんので、しっかり若いうちから勉強していきましょう。お金はいきていく上で切っても切り離せないものですからね。一緒に頑張りましょう!ではでは。