さて、先日マネーリテラシーを勉強する大切さを記事にしました。
マネーリテラシーを勉強すること、すなわち自分の人生設計とそれに必要なお金の総量とタイミングをイメージ、それに向けた資産構築を進めることの大切さを共感頂けましたでしょうか。
では、実際に資産運用を行うには何をするべきなのでしょうか。今日は僕が実際に行っている資産運用について記載していきますので、よければ参考にしてみてください。
まずはセオリーを学ぼう
資産運用には株式投資や不動産投資、あとはFXなど様々な形態があります。もちろん銀行への預金だって金利がつきますので立派な資産運用になります。
資産を増やすにはリターンが必要ですが、リターンにはリスクがつきものです。経済学の理論では高いリスクをとる代わりに、高いリターンを享受できる、という理論があります。つまり、リスクとリターンはトレードオフの関係にあると考えてもいいでしょう。
銀行で預金をする場合、利子なんてほとんどないくらいスズメの涙程度のリターンですよね。なぜそうなっているかといえば、銀行に預けていたお金が取り戻せなくなる危険性=リスクはかなり低いからなのです。逆に銀行へ預金する場合と比べて、不動産投資をしてみたり、FXをする場合は、元本が毀損するリスクが高いですよね。なので一般的にはそのリスクの高さに応じて銀行に預金するよりも、うまくいった場合には高いリターンを受け取ることができると説明されます。
ここで挙げた株式、FX、不動産投資は資産運用の代表的な手法ですが、初学者が一気に独学しようとしても、途中で挫折したり、何から勉強するべきかわからないっといった状況に陥ってしまうかもしれません。もちろん最近は良著がたくさん出版されておりますので、コツコツと評判のいい書籍を購入して勉強してくことも十分に可能ですが、きちんとしたセミナーに行き、半ば強制的に時間を確保し、一気に基礎的事項や資産運用の注意点を勉強してしまうのが効率が良いでしょう。
ファイナンシャルアカデミーの「お金の講座」では、まずは無料でこれら3つの運用方法を勉強できますので、かなり便利かと思います。株式のみであれば1.5時間ですし、株、FX、不動産全ての無料講習を受けても4.5時間です。自分で4.5時間を集中して勉強する時間を確保するよりも一度に受けてしまった方が、効率も良いですし、確実ですよね。
株式投資ならインデックス投資を学ぼう!
ここでは、株式での資産運用について焦点をしぼって記載していきます。
まず、株式投資の手法は大きく分けて2種類、インデックス投資とアクティブ投資という手法があります。
インデックス投資は市場平均と連動するようなポートフォリオ構築を目指し、アクティブ投資は市場平均を上回る成績を目指すポートフォリオ構成を目指すものです。細かい解説は大手証券会社や運用会社のHPなどにわかりやすい解説がありますので、そちらに任せるとしますが、忙しい社会人で企業分析に時間が十分に取れない、そしてマーケットが開いている時間帯に自由に株をチェックできないという人であれば、インデックス投資が良いと判断し、私の場合はインデックスに投資しています。
インデックスファンドとアクティブファンド|積立投資・つみたてNISA(積立NISA)ならセゾン投信
資産運用の総合リターンを考えるにあたって大切なのは、単に数字上の損益だけでなく、時間的コストも考慮することだと考えます。たとえば、市場平均以上のリターンを目指し、割安株の選定や成長期待の大きいグロース株に投資する場合、自分で企業分析をしっかり行う必要があります。自らの資金をリスクにさらすのであれば、決して「なんとなく」で株を購入してはいけないからです。
企業分析が行えるようになるには、書籍を購入し、勉強時間を確保し、その上で経済ニュース・国際情勢、各個別企業のファイナンシャルレポート等を読み込む必要があります。専業トレーダーでなく一般的な会社員にとってこれらの時間を確保することが難しいことは想像に難くありません。
一方インデックス投資は、もともと市場平均にそったポートフォリオの構築を目指しますので、ある種機会的に購入する株を決めます。肝心なリターンはというと、これも驚くことにアクティブ投資と比較して、決して目劣りするような成績でなはいことが歴史的に証明されています。
インデックス投資を実践するにあたっては、もちろん、メリット・デメリットを理解したいので、下記の書籍をまずは1冊読むことをお勧めします。
価格:1,870円 |
まとめ。投資にあたっては時間的コストも考慮するべし!
資産運用というとどうしても一攫千金ドリームを追い求めてしまいますが、リターンがあるということはそれだけリスクもあるということ。
コツコツ地道に運用していく方が一部の天才を除いては効率の良い運用方法でしょう。
そして会社員が毎日チャートに張り付いて売買していくのなんて不可能ですし、日々のライフイベントも消化しないといけませんので、あまり時間をかけずに、でも心地よいリスクリターンを描ける運用を一行うのが肝心かと自負しています。
ではでは今日はこの辺で。