現代を生き抜くための仕事術ハッキング

慶應義塾卒・マンツーマン型塾講師3年の経験から受験生と就活生・若手社員に役立つ情報発信を目的としています。

3ヶ月あれば君も独学で宅建合格者だ!具体的な勉強法教えるぜ。

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簿記3級に引き続き、資格に関する記事になる。今日は宅地建物取引士、いわゆる宅建ってやつについてだ。

宅建ていう資格がどういうものか知らない人も大勢いるだろうから、TACから引用してみる。

宅建宅建士は「宅地建物取引士」の略称で、毎年20万人前後の受験者数を誇る最大規模の国家資格です。宅建とは、不動産取引の専門家(宅建士)を示す資格です。
宅建士になるための試験を宅建試験といいます。宅建試験に合格すると宅建士として、不動産の売買や賃貸物件のあっせんをする際に、その土地や建物について専門知識を有していないお客様に詳しい説明をすることができるようになります。

 

と、まあ要するに不動産会社はこの資格を持っている奴を社員数に応じて一定数の割合で雇用しなければならないことになっていて、業務の中でもこの資格を持っている奴じゃないとできないものがあるって感じだ。

 

引き続きTACから引用すると、資格取得には3つのメリットがあると書かれている。 ①就職転職で武器になる、②一定の知識保有の証明になる、③会社によっては資格手当で収入アップ。まあ、資格取得の動機は人それぞれだから、私からは特にコメントはないが、そんなことより、一応国家資格の宅建だが、誰だって勉強すれば独学で合格できる。ただ、がむしゃらにやって合格できるほど甘くもない。独学で合格するにはそれなりのきちんとした方法を抑えてなきゃいけない。

今日は自分が独学で合格した方法を紹介する。難しいことは何もない。ステップはたったの4つだ。これを踏まえてきちんと自分を律して勉強すれば、次の試験が終わるころには、君も合格を確信しているだろう。

 

 

1.試験傾向

実際に勉強を始める前に、目標をしっかり定めることが何よりも大切だぜ。とりあえず参考書かって読み漁るみたいことは非効率だからやめてほしい。目的は試験に合格することだろう?何も100%テキストに書いてあることを理解する必要は無い。宅建てのは50問あるうち、8割とれれば、まず間違いなく合格できる。9割とれと言われたら、それなりに気合を入れなきゃいけないが、8割なら大丈夫だ。働きながらでも独学で十分に到達できる。睡眠時間を削ろうなんてばかな発想はやめてくれよな。

 

宅建は大きく分けて4つの分野から出題される。民法宅建業法、法令上の制限、税金その他の4分野だ。今はそれぞれがどういう内容かはわからないと思うが、だいじなのは、それぞれの分野によく聞かれる重要事項と、数年に一回しか問われない重要度の低い論点が存在するってことだ。この配分の重きを知るために、後述するが過去問演習が何よりも大切になってくる。

 

2.テキストを読む

国家試験に立ち向かうったて特別な方法は必要ねえ。もう今までの人生で散々勉強の王道には慣れ親しんできただろう?そう、まずはこれから覚えなきゃならねえ物事の全体像の把握だ。いままで全く知らなかったものごとの入り口ってのは結構大変なもんだ。おそらく4つのステップのなかで一番きつい部分になるかもしれないが、ここはなんとか乗り切ってくれ。ここのパートのポイントは、一度に全部理解しようなんて思わないことだ。わからなくても、とにかく読み進めて全体像を把握することを優先してくれ。別に細かいところを覚える必要はこの段階で全く求めない。例えば民法の分野を読み進めていくと、善意悪意とか債務不履行だとか、法学部じゃない人らは面食らう単語のオンパレードだ。私も経済学部だったから、法律の勉強ってのは初めてで、苦労したぜ。ただ、ここで間違っちゃいけないのは、予備校に通ったら楽なのかなあなんて幻想だ。

人間はどうしても自分に都合のいいように物事を解釈してしまいがちだが、予備校に行っても根幹の部分は変わらねえ。理解しなきゃならないのは自分自身だ。おおまかな内容をつまみながら一巡できたら十分だ。次のステップにいこう。

 

 

3.過去問10年分を3回やってやれ!

おいおい、まだなんも覚えてねえのに過去問ははやくないか?って?

それは違うぜ。高校生の時の数学の勉強を思い出してくれ。いきなり定理やら公式だけ渡されてパッと思えられた人は少ないはずだぜ。よくわかんなけど、とりあえずチャートなり問題集で例題を解いてみて、答え見ながらでもなんとか問題を解く過程で公式も理解したはずだ。

宅建も例外じゃない。この段階ではもちろん何一つ問題は解けないだろう。それどころか何を聞かれているのか、論点もわからないだろう。それでいい。正解することが目的じゃない。どういう風に知識を問われてくるかを理解するのが一巡目の意図だ。すぐに解説をみてやろうぜ。これからインプットするにあたって、どうやっておぼえたら必要なアウトプットに持っていけるかを学んでいくんだ。

 

この作業が終わったら、次は2巡目だ。2巡目であっても半分もとれないだろう。それでいい。焦る必要はない。ここでやっと本格的なインプットだ。問題と答えだけじゃなく、不正解の選択肢もどこが不正解なのか、出題者はどういう意図でこの不正解の選択肢を設けたのか(どこにひっかけの要素があるか)を読み解いてやるんだ。

 

3巡目。ここでようやく本番さながらの作業さ。時間も意識して、きちんと50問といてやれ。3巡目であってもぎりぎり合格点に届くかだろう。大丈夫だ、人間なんてそんなもんさ。でもよ一巡目、二巡目とはちがった感覚があるはずだぜ。間違った箇所が悔しく思えてるはずだ。答えをみたら、ここはおぼえてたはずじゃん!なんで間違えてんだろうってな。そういう感情が発生するまでもってこれたら、もう合格は射程圏内だ。頑張ろう。

 

 

4.予想問題集

宅建てのは毎年どこかしら法律の改正があって、過去問だけでは対応できない部分がある。しかも出題側はその改正点こそつついてきやがる。でも賢いお前なら、そこを逆手に取れるはずだぜ。問われるとわかっている問題があるなんてこれほど美味しい話はない。予想問題集で改正点を抑えちまおう。あっという間に無敵になれるさ。

 

 

まとめ

紹介した方法は特別な方法じゃないはずだ。テキスト読んで問題解いてインプットして、最後に予想問題でフィナーレさ。これで君も宅建合格だ!!!