純ジャパの英語学習者にとって、TOEIC900点というのは一つの大きな目標・ハードルになっているでしょう。
別にTOEIC900点を超えたからといって、ネイティブのようにすらすら英語が話せるだとか、映画を字幕なしでも全部理解できるとか、そういったことは決してないのですが、一方で、英語をそれなりに頑張って勉強してきた証明にはなりますし、社会人であれば、日々の業務とは別にきちんと自己研鑽も続けている、といった証明になり、ポジティブな評価をもらえるのも事実です。
社会人が働きながら英語の学習をする（日々の仕事は英語に関わらない人にとっては特に）というのは、結構大変なものです。私も業務と勉強とプライベートのバランス取りが難しかったのですが、そんな中でなんとかTOEIC900点を超えることができましたので、私の学習記録を参考までに書いていきたいと思います。
私の前提条件
私は入社前の大学生時代に720点を取った状態から、社会人人生をスタートしました。その時の得点分布としてはリスニングよりもリーディングの方が良いという形でした。というのも、大学受験で単語、文法や長文読解の基礎はある程度出来上がっていましたので、リーディングに関しては、あとは時間との勝負（いわゆる速読力）をあげることと、大学受験ではでてこないもののTOEICでは頻出する単語（特にビジネスシーンで使用される単語）をカバーすれば、400点は行けそうといった手応えでした。
一方でリスニングに関してはダメダメで、とくに長い文章を聞いた後にまとめて質問に答えていくタイプの問題に関しては、センター試験などよりも格段に難易度が高く、またリスニングの問題量・試験時間も長いので非常に苦戦していました。
そんな状態で社会人人生に突入してから、約2年半でなんとか900点を超えることができたといった感じです。
日々の勉強時間
よく大学受験では、英語は何としても継続力が大事と言われますよね。ただ社会人になるとこれが相当に難しいのです。
日々の仕事は残業があったり、出張があったりで、規則的に何時から何時までは英語に向き合うといった習慣付けが難しいですし、飲み会やゴルフなどもあって、プライベートの時間をフルに自分のために使うというのもなかなかできないものです。
なので「毎日1時間から2時間勉強する」というのは不可能な生活リズムで、私の場合は平日はできて30分、というのは日常の勉強時間の限界でした。
秘密兵器アマゾンプライム
ただでさえ学生時代と比較するとプライベートの時間が圧倒的に少なくなり、日々のプレッシャー・ストレスも多いう社会人は、普通に机に向かって休日勉強するというのが至難の技です。なので、少しでも自分自身が楽しめてストレスフリーで英語に触れることができるようにするには？と考えた結果、私はアマゾンプライムに加入して英語のドラマを見まくりました。
具体的にはSUITSやsillicon valleyといった作品を土日の暇な時間に見ていました。
まとまった時間を取るのは難しいですが、これらの作品は1話がだいたい45分で終わってくれるので、細切れのフリータイムでも見やすいのでありがたかったです。
TOEIC対策という観点からはどんな作品であっても大丈夫だと思いますが、重要なのは自分の好きな作品を見つけるということです。好きな作品であれば、その登場人物のイントネーションや言い回しを練習してみたくなりますし、自然とシャドーイングができちゃうんです。
オンライン英会話
さて、もうひとうのアイテムがオンライン英会話です。大事なのはオンライン英会話単体でなく、映画やドラマをアマゾンプライムで見た上で英会話に突入することです。上述の通り、ドラマの登場人物の発音、アクセント、言い回しを意識しながら英会話のレッスンに臨むことで授業の濃密さがかなり異なります。本当にこの点は実感しました。また、作品ででてきたフレーズを実際にレッスンで自分の口で言ってみることで、記憶にスムーズに定着しやすいです（これまじ）。
私の場合、平日は1日で30分が勉強時間の限度であると考えていましたので、25分毎日レッスンコースがあるレアジョブを使っていました。開始5分前でもパッとレッスン予約ができるので、リズムが不規則な社会人にはかなりオススメです。毎日固定時間に授業とか、絶対無理ですよね笑。体験レッスン無料で受けれるのでそれだけやってみて判断するのも全然ありだと思います。
時間がない人はアマプラとオンライン英会話でスコアを伸ばそう
まとめになりますが、私の場合はアマゾンプライムで海外ドラマをみて、それをオンライン英会話につなげるという戦法で、時間がなく毎日不規則な帰宅時間であってもなんとか900点を超えることができました。
忙しい皆さんで、同じ志をもっている方の参考にすこしでもなれば！
