現代を生き抜くための仕事術ハッキング

慶應義塾卒・マンツーマン型塾講師3年の経験から受験生と就活生・若手社員に役立つ情報発信を目的としています。

英語勉強の継続のコツ

英語の勉強がしたい!〜日のテストまでにこの分野をマスターしないと!など意欲はあったり、期限が迫っていても、気持ちとは裏腹に行動に移すのは大変です。誰しもがテスト前になって、どうしてもっと勉強しなかったんだろう・・・と後悔した経験はあるはずです。

今回は、私の塾講師の経験からなるべく英語勉強が継続できるようなコツを紹介したいと思います。

 

英語勉強継続の秘訣

 

はじめに

継続するためのコツは、あなたの英語勉強の理由・目標によって変わります。なぜなら短期的なスケジュールなのか、長期的なものなのか、テストで点数がとりたいのか、趣味として外国語を楽しみたいのかなど、英語学習の出発地点が異なれば、やるべきことも変わるからです。

今回は「受験生」と「社会人」に絞ってご提示したいと思います。

 

受験生の方へ

ポイントはただ一つ、「モチベーションに頼るな!

受験は非常に長いスパンの戦いです。少なくとも1年以上に渡る勉強との戦いです。それに加え英語だけでなく、数学、国語、その他選択科目たくさんの教科をカバーしなければなりません。

1年を通すと必ず気持ちの浮き沈みはおきます。今日は気分が乗らないから、、、なんとなく風邪気味だから、、、など、さぼる理由は無限に湧いてきます(笑)

 

しかし、英語の成績向上の鉄則は毎日触れることですので、モチベーションに左右されてしまうと、あっという間にライバルたちに差をつけられてしまいます。

大事なのはいかにモチベーションを排除し、英語勉強をルーティン化してしまうかということです。つまり作業化してしまうのです。車で言う所のエンジンの役割を担ってくれるものを自分の中で作り上げましょう。

私が最もお勧めするのは単語の勉強を決まった時間に決まった分量を毎日こなすというものです。高校生の場合、部活動のある日は何時には家に帰れる、部活動のない日は〜時など、日々の生活リズムを規則的にしやすいです。そこで、家に帰ったら、もしくはご飯を食べたら単語の勉強だけしてしまいましょう。単語なんて15分あればその日のタスクは終了します。(単語の勉強方法は後日記事にいたします。)

見たいテレビがあるけど、ちょうどあと15分時間あるし、単語だけやってしまおう!と行動に移しましょう。いざ机に向かって単語をやってしまえば、今度はせっかく机に向かってるし、もっと集中力続きそうだし、今やめちゃうのはもったいないなあと考えられるようになって、そのまま勉強のスイッチが入るようになってきます。

 

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社会人の方へ

ポイントは「楽しむこと」です。

上述の「作業化」が社会人に適さないのは、残業や急な飲み会など帰宅時間が不規則になりがちで、体にオートマチックに勉強させるよう仕向けることが極めて難しいからです。

とはいうものの、たとえ疲れていてもなるべく毎日英語に触れていた方がいいことに変わりはありません。なので、平日は疲れていても、眠くても30分程度は英語に触れられるよう仕向けるために、自分が楽しいと思う英語のコンテンツを見つけることです。ここで重要なことは2点。

その1、映画など長時間時間を要するものは止めましょう。残業で疲れているなか、どんなに自分の見たい映画でも2時間見なければならないとなると必ず毎日続きません。ドラマや音楽、ラジオなどがいいでしょう。

その2、平日はあくまで英語に触れるだけなので、しっかりした勉強(問題演習等)は土日にきちんと時間を割くこと。

 

例えば、私のおすすめはアメリカの「ビッグバンセオリー」というドラマです。

 

 こちらは1話が30分程度でかつコメディで面白いので、仕事帰りの平日でも無理なく楽しんで英語に触れられます。

 

まとめ

受験生の場合、英語が話せるようになりたい!という思いももちろんあるでしょうが、その前に来る大学受験のための受験英語をマスターしなければなりません。そのためには規則的な生活の中に、単語勉強を「作業化」し組みこむことで、勉強のエンジン機能を作り、長時間勉強のきっかけを作ります。

社会人の場合、不規則なスケジュールの中でいかに平日も英語に触れられるかという視点からアプローチしていきます。問題演習などは土日にしっかりと確保することが大切です。