現代を生き抜くための仕事術ハッキング

慶應義塾卒・マンツーマン型塾講師3年の経験から受験生と就活生・若手社員に役立つ情報発信を目的としています。

入社したばかりだけどノルマがつらくて会社を辞めたいあなたが考えるべき3つのポイント

入社したばかりだけど、面接時に聞かされていた条件と全然違う・・・思っていたよりもノルマが厳しい・・・配属先の上司がパワハラ気味・・・
せっかく入社したのに、、、面接でお世話になった人たちに申し訳ない、、、短期離職は履歴書に響くかな、、、など悩みは尽きないはずです。
入社直後でも会社とのミスマッチを感じ、もやもやしているあなたが考えるべきポイントを3点にまとめてお伝えしていきます。

①退職を悩んでいる理由を考える
何よりもまず考えなければならないのは、その職場は健康的な生活を維持できる環境なのかということです。入社してすぐに転職を考える場合、理由は様々なものがあるでしょう。入社時に聞いていた労働条件が違ったり、ノルマが想像以上に厳しかったり、職場の人間関係が嫌だったり。
ただ、短期離職は経歴書に傷がついて、次の仕事探しに影響が出ることも否定できません。あなたは短期離職のリスクと退職のメリットを天秤にかけて冷静な判断を下す必要があります。
日本の労働市場も転職が一般的になってきましたが、私が転職エージェントに聞いたところ、短期離職経歴書の空白期間はやはり相当印象がわるくなるとのことでした。
もし軽い気持ちで退職を考えている場合、今一度冷静になって今後の人生プランを計画することをお勧めします。
前段が長くなりましたが、ただ一つ例外があります。それは、あなたの健康が損なわれるリスクが非常に高い状態の場合です。人生、特にサラリーマン人生は長い長いマラソンです。私は新卒で激務な会社に入社しましたが、スタートダッシュに成功しても途中で体調を崩し退場していった同期は何人も知っています。また、一度体調を崩した場合、完全に回復するのは難しいです。長期的な人生プランを計画しても、体調を崩しそもそも元気に活動することができなくなってしまえば、何も意味をなさなくなってしまいます。
今、あなたが第一に優先すべきなのは健康です。あなたが退職を考えている理由は何でしょうか。上司がパワハラ気質で精神的にかなりきつい、長時間労働が前提のノルマを組まれ日々の睡眠時間が5時間もとれない、そんな過酷な労働環境で苦しんでいる場合は一刻もはやく退職することをお勧めします。
大事なことなの繰り返します。一番大切なものは、あなた自身の健康なのです。
入社して直後の場合、退職を申し出るのはかなり勇気がいりますよね。また職場環境によっては自分の申し出がきちんと受理されず、さらなる人間関係の悪化に陥るリスクもあります。あなたの健康を守るためにも退職代行サービスの活用をお勧めします。

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上記のような退職代行サービスを使ってこれ以上精神をすり減らさないようにしましょう。私の友人も退職代行をつかって退職していましたが、いつでも連絡を受け付けているそうで、スピーディーに実行してもらえて助かったといっていました。

 

②自分自身を知る
もし上記①で触れたような健康を害するような原因ではないところで退職を検討している場合は、少し次に備えた準備をしてから退職を決断しましょう。職業や給料を選ばなければ、新しい仕事は見つかるでしょうが、また同じ道をたどらないためにも、次の職場・職種はどういったものを選べばよいのかを考えてみることをお勧めします。Aさんが楽しいと思える仕事でも、自分にとっては不向きでつまらないものということは多くあります。
自分がどういった営業なのか、経理なのか、いったいどういった職種が向いているのかを探すには自己分析が役立ちます。自分にはどういった強みがあって、逆に弱みは何でしょうか。
私の場合転職サイトに紹介してキャリアコンサルタントへ無料で相談することができました。そこでバックグランドやキャリア志向、私のパーソナリティをしっかり聞いてもらったうえで、自分にあった仕事選びについて相談していきました。

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キャリアアドバイザーと話していくうちに、私は仕事の内容というよりも、職場の人間関係を大切にするタイプであると気づくことができました。そのため転職時には職場環境を重要視し、できるだけそこで実際に働いている人に正直な話をきくようにしました。

OB/OG訪問なら、インターンだけでは分からない企業の情報が手に入る。
実際にその企業で働いている先輩の話を聞いて、あなたの行きたい理由を見つけよう。

 

③キャリア志向を考える
もし退職の理由が明確にない場合、職場環境も良好で仕事はつまらないけどノルマが厳しいわけでもない、というような方は、次の転職は明確にステップアップを目的にした方が良いでしょう。ワークライフバランスが保たれつつ、毎月定額の給料をもらえるという環境はかなり恵まれています。ニート期間は銀行での手続きなど何かと不便なことも多いので、会社員というステータスを持ちながら、キャリアアップに向けて準備を進めていくべきです。
転職市場で価値をためておきたいなら、やはり簿記の取得をお勧めします。英語についてはグローバルな事業展開を進めている一部の超大手企業では重宝されるでしょうが、簿記の知識は株式会社である以上必ず有益になりますので、転職市場のパイ全体から考えれば、簿記を勉強することをお勧めします。

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まとめ
もし入社して間もなく退職を検討している場合、退職を検討している理由を今一度確かめてみましょう。あなたの悩みの理由によって、いますぐにでも退職すべきなのか、あるいは少し立ち止まって準備期間を経てから満を持して転職を進めるべきかが分かれます。あなたのキャリアを切り開くのはあなた自身しかいません。それと同時に、あなた自身を守ることができるのもあなた自身です。退職で悩んでいる方のお役に少しでも立てられればうれしいです。