現代を生き抜くための仕事術ハッキング

慶應義塾卒・マンツーマン型塾講師3年の経験から受験生と就活生・若手社員に役立つ情報発信を目的としています。

経験者が伝えるフィリピン短期留学を決めた理由とそのメリット

今回は最近話題のフィリピン語学留学について、実際に参加した私の経験を踏まえその実態をご紹介致します。

 

 

私がフィリピン留学を決めた理由

自分にあった期間を選択しやすい

私がフィリピンに留学した期間は1ヶ月で、大学4年次に内定をもらい、就職活動がひと段落した時期に行きました。

留学というと半年や1年間という長期期間をイメージされる方もいると思いますが、当時の私は、後期には卒業論文を執筆する必要があり、人生最後の春休みは友達と卒業旅行にいきまくるというプランを建てており、そのような長期期間の留学はあまりひかれませんでした。しかし、企業に内定をもらったあと、簿記やロジカルシンキングファイナンスなどの分厚い本を入社する前から勉強する気にはなれず、またそれこそ社会人になったら1ヶ月の休みすらとれないだろうと思い、フィリピン留学を決めました。

英語を学ぶなら、イギリスやアメリカに行きたいとも思いましたが、それらの地域は授業料、現地での生活費(物価)、飛行機等の移動費など考えると、短期間の留学であればあるほど割高になってしまいます。

一方でフィリピンは物価も安く、最短で2日〜1週間の超短期留学プログラムもあるくらい、短期留学のしやすい環境が整えられれいます。

 

フィリピン人にとって英語が母国語ではないから

これ、意外と思われるかもしれませんが、僕は英語を学ぶにあたって、母国語ではない人から勉強するのもかなりいい刺激になると思っています。

フィリピン人は出身地区にもよりますが、ビサヤ語が母語であり英語はネイティブではありません。しかしながらアメリカ企業のコールセンターの従業員として雇われるくらいに英語を流暢に話すことができます。そんな彼らだからこそ、母国語でない人が英語を習得する大変さを身にしみて理解してくれますし、彼ら自身も同じように勉強に苦しんだ経験から、私たちのわからないところをしっかり汲み取って丁寧に教えてくれるのです。

 

アジア系の留学生が多いから

留学は英語をマスターするだけでなく、外国人の友達を作ることができるのも一つの大きなメリットであると考えています。フィリピンはアジアに位置しますので、特に中国人、韓国人、ロシア人なんかがクラスメートに多くいます。私はこれから世界経済の一翼を担うまでになった中国の知り合いを多く作りたいと思っていたので、絶好のチャンスになりました。

 

実際に留学して感じた事

①なぜ日本人は英語が喋れないのか

1つ目はなぜ日本人(僕も含め)は英語があまりうまくしゃべれないのかということです。これは単純に勉強時間の差だと実感しました。語学学校にはたくさんの国から生徒がやってきていましたが、英語がうまいな〜と感じた生徒は皆一様に英語の勉強をずっと真剣にやっていました。もちろん地道に単語を覚えたり、先生に分かるまで質問したり、覚えたものをさっそく友達に使ってみたり、、、それは個人的な視点だけでなく、制度としても同じことが言えます。最近日本の教育制度も変わったようですが、フィリピンでは幼稚園から英語を習います。僕は中学生から英語に触れたので、この時点で9年程度遅れを取っています…

 

②英語を学ぶモチベーション

次は英語を学ぶモチベーションです。英語を勉強していると先生でも友達でも必ず、君はなぜ英語を勉強しているの?と聞かれます。台湾、韓国、ロシアどの学生も受験勉強のため、TOEICのためなんていう生徒はいませんでした。すこしドキッとしてしまいますよね。受験生の方はそんなこと考えている場合ではないと思いますが、そうでない方は今一度自分が英語を勉強する理由を考えてみてください。きっとモチベーションにつながるはずです。

 

③他の国の人だってきちんと苦労してる!

最後は母国語に引きずられてしまう言語学的な面白さを感じた話です。日本人はよくrとl、sとcの区別が難しいと言われますよね。韓国人は韓国人で、ロシア人はロシア人で彼らなりの発音の苦労があるみたいです。例えばサウジアラビア人の学生はpとbの区別ができずに苦しんでいました。彼の母国語にはその区別がないようなのです。僕らから見たら全然違うじゃん!と思うのですが、きっと日本人のrとlも周りからはそう思われてそうですね笑ちなみにrとlの発音練習については記事を作っているので、ぜひ参考にしてください!

 

startingles.hatenablog.com

 

 

以上長々と書いてしまいましたが、お金と時間はあるなら、迷わずに行くべき!と思います。いろいろな面から、自分のモチベーションアップにつながるはずです。