こんばんは。GW明けの容赦ない労働で心身ともに疲弊している人が多いのではないでしょうか。
かくゆう私もGW明けから緊張する仕事連続でなかなかに体調悪いです。
今日は、新卒でいきなりフリーランスになるという選択について僕なりの意見をまとめたいと思います。というのも、周囲で「好きな事で生きて行く!」みたいなキラキラが増えたのを肌で感じると同時に、実際にうらやましいくらい人生を充実させているフリーランス組がいる一方で、ただ寒いだけになってしまっている人も多く、ちょっとこれはどういう違いなんだろうと分析してみたくなった次第です。
フリーランスとは
そもそもフリーランスっていかなる人を指すのでしょうか。
ここはご多聞にもれずwikiから相談すると
フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。日本では『自由業』『自由職業』[1]『フリーランス』と呼ばれる。請け負った業務を実際に遂行する本人はフリーランサーと呼ばれる。
とのことである。まあ、ざっくり言えば自分で仕事請け負って、自分で成果もらいますってことなんだろう。
なにも特別なことはなくて、誰でもフリーランスになろうと思えばなれるのである。例えば、自分の得意を売買するサービスであるココナラとかは今すぐにでもできるフリーランスの一つです。
新卒で社会人を経由しないやつ
冒頭の論調からして、今回の記事では新卒でいきなりフリーランスになるやつを否定する文章であることはお気づきであろう。
ただ、誤解して欲しくないのは新卒でフリーランスになること自体を否定する気はない。僕の周りのやつを見ていると、事実としてそれをネガティブにみなさざるを得ないのだ。
敬語も電話もメールもできない
何がしかの企業に入って社会人になって、日々四苦八苦労働に慎むってのはすごい大変だ。ただ大変だけど、企業に成長をサポートしてもらえるっていう側面もあるだろう。どんな会社も研修ないしOJTがあって、名刺の渡し方とか、電話の受け取り方から勉強させられるはずだ。たとえ外資系であってもだ。なぜなら、くだらない文化とまとめてしまえばそれまでだが、結局のところビジネスの相手は、そのくだらない文化を大事だと思っている人が多いからだ。
どんだけ立派なこと言ってても、そういった部分に配慮ができていないと、やはりなかなかに厳しい世の中なんだ。新入社員の頃は、「ああ、なんでこんなに面倒なルールに従う必要があるんだ」と絶望していた君の同期も、1年後には、「さっきの相手すげーマナー悪かったよな。ぜってー信用ならねーわ」なんて平気で言っていることだろう。
でも、企業に属さないでダイレクトにフリーランスになったやつはどうだろうか。ぼくも何人か会ってきたが、やっぱりそこら辺の社会人独特のルールに気付かぬままに終わっているんだ。学生みたいな文面のメールに親戚に久しぶりに話すときのようなぎこちない敬語、やっぱりどこかがずれてしまっているんだ。
別にそれ自体がいけないことなんてない。面倒なルールを敷いている僕ら側の方がどっちかっていうと融通が利かなくてダメなんだろう。ただ、フリーランスで生きていくからこそ、そういった気配りとか大事になるんだぜ。。。
意思決定がなにかわからない
フリーランスは自分でなんでも決めちゃうから、企業体がどのように意思決定して、それにどのくらいの期間が必要かわからないんだ。みんなが君のように単体で動いているわけじゃないんだ。ましてや株式会社のオーナーは株主で、彼らに了承を得ている意思決定のプロセスを踏んでいく必要があるんだ。あとさ、リスクってのもたぶん想像を超える範疇で分析していかなきゃいけないんだ。その場で押印してはい!決定!ってのはできないんだよ。
だけど、そいうった意思決定のプロセスは学生とかアルバイトじゃわからないんだ。稟議書なんてアルバイトに任せられないから。でもフリーランスは自信満々に言ってのけるんだ。俺は学生自体インターンしてたから、わざわざ新卒で企業で働かなくてもわかってるんだって。でもさ、アルバイトとかインターンで全体像が把握できちゃうようなビジネスっていったいどういう業界だったんだよ。。。
別に社会人やりながらでも・・・
社会人やりながらでも自分でビジネスやったりするのは不可能ではないんだ。
さっき紹介したココナラもしかり、クラウドワークスってのも有名だ。
副業扱いされて会社にばれるのを心配しているなら大丈夫だ。20万までなら稼いでも申告がいらない。そして、20万以上稼ぐのがどんなに大変かも知れるだろう。
わざわざハイリスクを自ら選ぶ必要なんて一切ないわけだ。企業に勤めながら、副業ちっくでフリーランス系の仕事もやっていけばいい。
最後に
僕の就活で知り合った一人に新卒でそのままフリーランスになったやつがいる。彼は、連日のようにフェイスブックにnewspicsの記事のリンクを貼り付ける。落合ナントカさんだとかホリエモンが大好きなようだ。
そして1週間に一回のペースで自分の壮大な夢を進行中のPJと称して語っているんだ。出会った時から寒いなあと思っていたけど、今でもやっぱり寒いんだ。
でもよ、そんなあいつの投稿を楽しみにしている自分もいるんだ。元気でやってくれよな!